電流源を初めて使った 備忘録
"電源"といえば電圧源
”電源”というと一定の電圧が供給される源であり、回路を組む際はこの電源がほとんど。
今までの経験上、回路を組む際はが電圧源だけの世界でした。
しかし、とある仕事で電流源を使用しました。
理論では知っていても、実際使うとなると手が動かないものですね。
電流源を実際に使った
電流源で動作させる回路を、誤って電圧源にしてしまったのです。
これによりダイオードから煙が発生し、回路を壊してしまいました。
失敗しないために、改めで電圧源と電流源をこちらのサイトで学びました。
電流源ではなく電圧源でテストする
今回、回路のテストを行うにあたり、電流を複数種類与える必要がありました。
これは電流源を使うものとばかり思っていましたが、電圧に固定抵抗を接続して、回路を直列接続すればよいことが分かりました。
電圧を変えればそれに伴い電流が変化するので、テスト要件の「電流を複数種類与える」をクリアする事ができました。
視点を広く持つことも大切
電流にこだわりすぎて、他の方法で解決できることを考えていませんでした。これは考える視野が狭かったからと思います。
いくら考えても出てこないときは、落ち着いて引いてみてみようと思います。
以上、備忘録でした。
セクションって何ぞや?が少し解消できてきた
はじめに
とある仕事でセクションに悩まされることがあり、前から「セクションってなんだ?」と思っていたので調べてみました!
今回の調査で少し理解が深まりましたので、備忘録としてこの記事を書きました。
セクション一覧
セクションにはそこに配置するデータのバイト数などが決められています。こちらの表が分かりやすくまとめられていました。
表はこちらから引用させていただきました。
こちらも参考になります。
C/C++プログラムのセクション | CS+ V4.01.00 (renesas.com)
まだまだセクションについての理解が浅いですが、これをてがかりにもっと理解を深めればいいなと思います。
Discordでオンラインもくもく会を開いてみた
ゲーマーの間で使われているチャットツール「Discord」を使用し、オンラインもくもく会を開きました。
なんでDiscord?
ビデオチャットといえばSkype、Zoom、Googleハングアウト等ありますが、新規開拓したい思いがあり使用しました。
もともと、Discordのボイスチャットは10名だったのですた、昨今の状況を踏まえて25名まで拡張されました。(2020年4月29日現在)
ということで、もくもく会を開催するにはちょうどよい人数だったので問題なさそう。
当日の様子
イベントはconnpassで参加申し込みを行い、開催1時間前にDiscordのサーバーURLをメール配信しました。##準備が足りず、URLの通知が遅くなってしまった(~_~;)
それで、運営メンバー4名を含めて12名で開催することができました!
ご参加くださった方には感謝です!
オンラインあるあるの発生
- 操作が分からない
- 音声が出ていない
- Discordがマイクを検知しない
- ビデオチャットで映像がでない
- 接続が不安定
私の場合、ビデオチャットで映像がでませんでした...。
調べてみると、Discordのビデオ設定で、FaceRigが入力に指定されていました。
これをPCのカメラにすることで解消。
音声が出ていないのも同様と思いましたが、ある方はDiscordがマイクを検知していないようでした。アプリ版のDiscordだったため、バグ?かアップデートで直るかもしれませんが、イベント直前なのでブラウザで入る形になりました。
画面共有の操作が分かりづらい
Discordの場合、画面共有すると見る側はその画面を選択しないといけないことが分かりました。次のような感じで、ユーザ一覧の中に共有画面がおり、それを選択すると中央に表示されます。
記念撮影もしてみました!
学んだこと
- Discordは一人ひとりの音量を調整できるので、BGMの音量を個人で調整できた。
- 開催前に運営メンバーで環境テストをしっかりしておけばよかった。
- 参加者の方に環境構築手順をお知らせするとスムーズな運びができたな。
- もくもく後の談笑タイムで交流するのはよかったと思う。
まとめると、準備が足りん!!!!!
運営は参加者ファーストを常に考える。これが大切!
次回はもっとよい会にしていけるよう頑張ります。
Youtube Liveを初めてやってみた感想(苦労)
きっかけ
Youtube Liveを行うはきっかけは、コロナウイルスの影響で大規模なオフラインイベントが中止になってしまったことでした。そのイベントとは技術書の同人誌を頒布する「技術書典8」です。
私も親しい方がと共著で同人誌を執筆したのですが、中止となってしまいテンションダウン...。と、思った矢先、オンラインで開催することが決まりました!!!
オンラインの販売が開催されるとともに、コロナウイルスの影響でオンライン活動が活発になっているので、本の宣伝や裏話をYoutube Live配信しよう!という運びとなりました。
初めてながら配信はできたのでよしとします(笑)
↓がそのアーカイブです。
https://www.youtube.com/watch?v=3oWsPLzMpso&t=7s
構成
動画配信の現場構成
今回は5人で取り組み、基本は配信班2人とパーソナリティ2人、遠隔参加1人で作業しました。配信慣れしている方はこの時点で突っ込みたいところ満載だと思います(~_~;)
OBSで流している画面をパーソナリティが見れればスムーズにいったと思います。もしくはパーソナリティがOBSやるか。
システム構成
大まかには、複数の画面をOBSで切り替えてYoutube Liveで配信しました。配信する画面はGoogleスライドとカメラが主で、遠隔地にいるメンバーの画面共有にDiscordを使用しました。
配信用PCで次の4つを起動してました。基本はOBSで画面切り替えを行っていました。
画面共有用のPCでは、Discordで共有する画面を操作していました。
準備したもの
- PC ×3台
- セット
- USBカメラ
- プロジェクター
- カメラ用三脚
材料はホームセンターで買いそろえたそうで、木製です。細部にこだわりがあり、ねじ止めが見えてしまうとテーブル感が出てしまうので、特殊な方法で組み立てたそうです。この辺は動画の中で熱く語っていただいております!
終わってみて
まずは楽しめた!そして反省することが多かった!という印象です。配信後はYoutuberのフワちゃんや群馬17さんの動画を見て、動画配信や編集の研究をしてました(笑)
【反省】
いろいろと反省することは多く、配信後Googleスプレッドシートに記入してメンバーに共有しました。いくつか箇条書きすると、
- 画面切り替えがスムーズにできなかった
- USBカメラ搭載のマイクだったので、音が小さかった
- Youtube Liveと実際の配信には30秒程度の遅延があるため、視聴者側の見え方を気にして進行がスムーズでなかった
【よかったこと】
マイコンの割り込みベクタのイメージ ~メモ~
私なりに解釈したマイコンの割り込みベクタのイメージをメモとして残します。
- 割り込みベクタには、固定と可変がある。
- 固定ベクタは「FIXEDVECTセクション」にある
- 可変ベクタは「C$VECTセクション」にある
割り込みベクタのアドレスや内容は、マイコンのユーザーズマニュアルに記載があるので、困ったら参照する。
割り込みベクタの定義ファイルは、大抵はプロジェクト生成時やコード生成時に自動で作られる。
↓参考資料
https://www.embedded-property.net/rxマイコンベクタテーブルの位置と内容/
2019年のポートフォリオ
2019年、猪年ということで何事にも猪突猛進な1年を過ごしてきました。
沢山の貴重な経験をしてきたので、ポートフォリオ風に残します。
作ったもの
1.ESP32のSPIFFSライブラリ作成
ESP32マイコンのシリアルフラッシュメモリSPIFFSにデータのR/Wするライブラリを作成しました。
https://qiita.com/kmaepu/items/e4c20d2027db9a7df813
2.OLEDマトリックス表示
Node-REDから定型文をESP32にtcpで送信し、ESP32に接続されたOLEDにテキスト表示するデモです。
https://qiita.com/kmaepu/items/ab161169a0afe317aed2
3.Noodlで救出装置
Noodlハンズオンイベントで披露した「ハリネズミ救助装置」です。前回のハンズオンイベントで、緊急ボタンを押すと何か起こるような宿題を言い渡された(強制ではありません)ので、緊急ボタンと連想する装置を製作しました。
【Noodl画面】
https://www.youtube.com/watch?v=hqtizoS4J9g
【動作するところ】
https://www.youtube.com/watch?v=5subDqLdWyk
【Qiitaの記事】
https://qiita.com/kmaepu/items/26c72fca5bcb6176b5a1
4.アクアリウム管理システム
2018年にからの継続企画。2018年は自作基板を製作して動かしたところ、obnizを壊してしまいました。
https://speakerdeck.com/maepu/obnizdeakuariumuguan-li-nitiao-zhan
2019年はobnizからM5Stackに変更し、Node-REDやNoodlを使用して形にすることができました。IoTLTでLTしたときに、主催の方から「IoTのフルスタックですね」とコメントをいただき非常に嬉しかったです。
https://speakerdeck.com/maepu/akuarimuguan-li-ribenzibian
5.自動給水装置
アクアリウム管理システムの後に、「アクアポニックス」というものがあることを知りました。これはアクアリウムに加えて野菜を育てる循環型装置です。その装置を作りたいと思い、まずは野菜の自動給水装置を製作しました。
この装置を製作するにあたり、出窓でサラダ菜を育てました。
6.ラズパイデジタルサイネージ
Noodlの新たな利用を模索して、ラズパイのデジタルサイネージを作りました。
サイネージには「天気情報ページ」、「アクアリウム情報ページ」、「制御ページ」を用意しました。ラズパイ買ったはいいけど利用していなかったので、よい使い道を見つけることができたと思っています。
https://qiita.com/kmaepu/items/d59fe69d1c5e3f591504
https://speakerdeck.com/maepu/razupaitonoodldedezitarusaineziwozuo-tutahua
7.無線カメラとタイムラプス動画生成
菜園監視のために無線(WiFI)のカメラを作りました。カメラ部はESP32とSPIカメラです。デジタルサイネージにしたラズパイの中でNode-REDが動作しており、一定周期で撮影します。撮影した画像が一定数たまると自動でタイムラプス動画を生成するフローを構築しました。
https://speakerdeck.com/maepu/razupaitonoodldedezitarusaineziwozuo-tutahua
イベント
1.技術書物典7 サークル参加
アクアリム管理システムの構築を題材にした技術同人誌を頒布しました!
執筆期間が1ヵ月で足りると甘く見積もっていました...(~_~;)
イベント開催まで1週間というところで印刷所への入稿が完了し、当日の準備という流れでした。
当日製本された本を手に取った瞬間はたまらない喜びでした!気になることととすれば、本文の文字が薄くなっていたことです。明朝はよりゴシックの方がよかったな。
頒布開始しどんどんなくなっていくと思いきや、なかなかお手にとっていただくところまでは難しかったです。
それでもお手に取ってくださった方々がいたので良かったです。
NoodlとNode-REDの基礎解説とIoTシステム構築例を解説しているので、是非ご覧ください!!!こちらから購入可能。https://booth.pm/ja/items/1588552
2.第二回技術書同人博覧会
技術書同人誌の頒布イベント。新刊「Raspberry PiとNoodlでデジタルサイネージを作ろう」を引っ提げてサークル参加しました!
このイベント自体は技術書典より小規模なイベントですが、当サークルの全体的な頒布数は技術書典と同じくらいでした。
この本はラズパイのデジタルサイネージ化とNoodlによる画面制作を解説しています。
こちらで購入可能です。
https://booth.pm/ja/items/1726666
記事執筆
月刊I/O 2019年2月号のNode-RED特集に、NoodlとNode-RED連携の記事を掲載していただきました!
Qiita
2019/3/4
Node-RED(enebular)のobnizノードを使ってみる - Qiita
2019/4/24
2019/5/15
【Node-Red】Deleteしたノードで発生するエラー対処 - Qiita
2019/5/15
ESP32のWi-Fiクライアントをスマートに設定する - Qiita
2019/5/23
[Node-RED]複数のカスタマイズノードを1つのモジュールにパッケージ化 - Qiita
2019/6/6
ESP32にNode-REDから文字列を送りOLEDへ表示するデモ - Qiita
2019/6/8
Androidデバイス上でNode-REDを実行する - Qiita
2019/7/4
CANDY Piを使用した時のSPI通信で起きた問題 - Qiita
2019/7/7
2019/7/10
デザイン思考のプロトタイピングツール"Noodl"でノンコーディングIoT! - Qiita
Raspberry PiのUSBにFT232H接続する ~ドライバのインストール~ - Qiita
2019/8/6
Rasapberry Piのログインを鍵認証方式にする - Qiita
2019/8/12
2019/8/13
Noodlで外部JSライブラリ読み込み(グラフ表示) - Qiita
2019/8/14
Noodlで色の変わるOn/Offボタンを作る - Qiita
2019/9/28
Noodlにオシャレな文字フォントを追加して利用する方法 - Qiita
2019/10/2
Noodl × Node-RED × obnizを連携する - Qiita
2019/10/26
M5StackのWiFIクライアント設定をSDカードから読み込んで利用する - Qiita
2019/11/10
Node-REDのfunctionノードでjsライブラリをrequireする方法(備忘録) - Qiita
2019/11/26
obnizとNode-REDを連携した活用法 - Qiita
2019/12 Advent Calender
執筆した技術同人誌の紹介
「NoodlとNode-REDではじめるフローベースドプロトタイピング」
ビジュアルプログラミングツールに分類される、**Noodl**と**Node-RED**の入門書です。環境構築(インストールするだけ)から、メジャーなノードの解説、NoodlとNode-RED連携でIoTプロトタイピング例まで触れています。
4章でNoodlとNode-REDの実行環境構築~基本的な操作を解説しています。
5章でNoodlとNode-RED連携と少し応用に踏み込んだ内容となっています 。
こちらから購入可能です。期間限定価格¥750 1月のみ価格です。
https://booth.pm/ja/items/1588552
表紙
裏表紙
目次